Edmund White著「The Loves of My Life: A Sex Memoir」
ストーンウォール反乱より前の時代にゲイ・コミュニティに入り浸り、ストーンウォールからプライド・パレードの誕生を経たゲイ社会運動の拡大と、HIV/AIDS危機による大勢の仲間の喪失、同性婚の実現など法的な平等の権利の獲得、そしていまのバックラッシュまで、激動の歴史を経験してきた85歳の大物ゲイ男性作家(日本でも翻訳がいくつか出版されている)が、その生涯で公共のトイレやゲイバーから出会い系アプリまで時代ごとにさまざまな場所で出会いセックスしてきた多数の男たちとかれらのペニスについて書く本。いや公式の紹介文とか読んでも別にペニスについての本だとは書いてないけど、実際ペニスについての話が多くて印象に残ってる。一言で言うと、めっちゃゲイな本。刺さる人には刺さりそう。